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問題

101.政府は、鰥寡孤独の人々が安心して暮らせる社会づくりを目指している。

102.乱世の中、人々は社稷の安寧をひたすらに願った。

103.干戈の絶えぬ世にあっても、人々はなお平和を願い続けた。

104.彼は客の前で箕踞して談じ、周囲を驚かせた。

105.烏鵲の声に耳を澄ませながら、老翁は遠き昔を思い起こした。

106.彼の拙い弁明は、聴衆の嗤笑を誘うばかりであった。

107.凍餒に堪えかねた民は、夜ごと廃村をさまよい歩いた。

108.丕績を立てて国に報いんとする、その志は変わらなかった。

109.秋風の立つころになると、獺祭忌を思い出し、子規の句を読み返したくなる。

110.長年の努力によって、彼の地位はますます鞏固なものとなった。

解答・解説

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101.鰥寡(かんか):身寄りの少ない人、社会的に弱い立場の人々

「配偶者を亡くした男性(鰥)」と「配偶者を亡くした女性(寡)」を合わせた言葉

:【音】カン 【訓】やもお、やもめ、やーむ

①大魚の名 ②やもお、妻のない男 ③病む、悩む

:【音】カ 【訓】(外)すくーない、やもめ

①少ない ②独り者、やもめ、連れ合いを亡くした人 ③力や徳が少ない、自分や自分の主君を謙遜して言う語


102.社稷(しゃしょく):国家、国の基盤

:【音】ショク 【訓】きび、たおさ

①きび、イネ科の一年草 ②五穀の神、それを祀る社 ③たおさ、農業を監督する役人


103.干戈(かんか):武器、戦乱

:【音】カ 【訓】ほこ、いくさ

ほこ、武器の一種 ②戦、戦争


104.箕踞(ききょ):両脚を投げ出して座ること、無礼な姿勢で座ること

:【音】キ 【訓】み、ちりとり

①み、穀物の殻、ごみなどを取り除く道具 ②ちりとり

:【音】キョ、コ 【訓】うずくまーる、おごーる

うずくまる、かがむ ②おごる、驕り高ぶる


105.烏鵲(うじゃく):カササギ(鳥網スズメ目カラス科の鳥)

:【音】ウ、オ 【訓】からす、くろーい、いずくーんぞ、なんーぞ

カラス ②黒い ③ああ、感嘆・嘆息の声 ④いずくんぞ、なんぞ ⑤日、太陽

:【音】ジャク 【訓】かささぎ

かささぎ、カラス科の鳥、ちょうせんがらす


106.嗤笑(ししょう):あざわらうこと、人をばかにして笑うこと

:【音】シ 【訓】わらーう、あざわらーう

笑う、あざわらう


107.凍餒(とうだい):寒さと飢えに苦しむこと、凍え飢えること

:【音】ダイ 【訓】うーえる、くさーる

飢え、飢える、ひもじい ②腐る、魚肉が腐る


108.丕績(ひせき):偉大な功績、立派な成果

:【音】ヒ 【訓】おおーきい、うーける

大きい、立派な ②はじめ、もっと ③うける、謹んで受ける


109.獺祭忌(だっさいき):明治の詩人・作家 正岡子規(まさおかしき) の命日(9月19日)を指す言葉

由来:住まいを「獺祭書屋」と称したことから

:【音】ダツ、タツ 【訓】かわうそ、おそ

①かわうそ、イタチ科の哺乳動物、おそ


110.鞏固(きょうこ):しっかりしていて動じないこと、強く固めて安定させること

:【音】キョウ 【訓】かたーい、つかーねる、かたーめる

固い、固くする ②つかねる、固く縛る、固める