問題
111.まだ未熟で粗鹵な作品だが、作者の情熱が伝わってくる。
112.村の広場では、媼嫗たちが集い、昔話に花を咲かせていた。
113.彼は思索に沈み、手で頭顱を支えながら机に伏した。
114.亡き師の遺筆を前に、彼は潸然として涙を禁じ得なかった。
115.部屋のカーテンは淡い繻子の布で仕立てられ、窓辺に優雅な光沢を添えていた。
116.不腆の品ではございますが、どうぞお納めください。
117.彼は事件の経緯を臚列して、聴衆に分かりやすく説明した。
118.賊寨には火の手が上がり、逃げ惑う者たちの叫びが谷にこだました。
119.彼は自らの過ちを悟り、恐懼の念にかられて言葉を失った。
120.彼は若き日より学問に黽勉し、ついにその道の大家となった。
解答・解説
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111.粗鹵(そろ):手際が悪い、雑で洗練されていない、乱雑なさま
鹵:【音】ロ 【訓】しお、しおち、うばーう、たて、おろそーか、おろーか
①塩、塩分の含んだやせ地、塩地 ②かすめる、うばう、奪い取る ③たて、大盾 ④おろそか、軽々しい ⑤おろか
112.媼嫗(おうう):年老いた女性、老婆たち
媼:【音】オウ 【訓】おうな、うば
①おうな、年老いた女
嫗:【音】オウ、ウ 【訓】おうな、あたたーめる
①おうな、年老いた女 ②あたためる
113.頭顱(とうろ):頭、頭部
顱:【音】ロ 【訓】こうべ、かしら、どくろ
①あたま、こうべ、かしら ②どくろ、頭の骨
114.潸然(さんぜん):涙がこぼれ落ちるさま、しみじみと涙を流すさま
潸:【音】サン 【訓】
①涙の流れるさま ②雨の降るさま
115.繻子(しゅす):光沢のあるなめらかな絹織物、サテン
繻:【音】シュ、ジュ 【訓】うすぎぬ
①うすぎぬ、目の細かい絹織物
116.不腆(ふてん):つつましい、粗末な、十分でない
腆:【音】テン 【訓】あつーい、てあつーい
①あつい、てあつい、多い
117.臚列(ろれつ):順を追って並べ立てること、物事を順序立てて述べること
臚:【音】ロ、リョ 【訓】つたーえる、はだ
①つらなる、つらねる、並べる ②伝える、伝達する ③はだ、皮
118.賊寨(ぞくさい):盗賊の根拠地、賊の砦や巣窟
寨:【音】サイ 【訓】とりで、まがき
①とりで、小さい城 ②まがき、木を結んだ柵
119.恐懼(きょうく):おそれおののくこと、深く恐れかしこまること
懼:【音】ク、グ 【訓】おそーれる、おどろーく
①おそれる、おどろく、おじける、つつしむ
120.黽勉(びんべん):たゆまず努力すること、苦労しながらも一生懸命努めること
黽:【音】ベン、ビン、ボウ 【訓】あおがえる、つとーめる
①カエル、アオガエル ②努める、励む
