概要

レベル

大学・一般程度

常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。

出題内容

  • 読み【30問✕1点】
    • 短文中の傍線部の箇所の漢字の読みを答える問題。
    • 30問中、20問が音読み、10問が訓読みで構成されている。
  • 書き取り【20問✕2点】
    • 短文中の傍線部の箇所のカタカナを漢字に直す問題。
    • 音読み・訓読み合わせて16問、同音訓異字語が4問、国字が2問で構成されている。
    • ※国字:漢字の形を真似て日本で作られた和製漢字のこと。
  • 語選択書き取り【5問✕2点】
    • 与えられた意味に適合する語を、左の四角の中のひらがなから選択し、そのひらがなを漢字に直す問題。
    • 常用漢字外の漢字を含む熟語の意味を理解する必要がある。
  • 四字熟語【10問✕2点+5問✕2点】
    • 2つの小問に分かれている。
    • 問1は、左の四角の中のひらがなで示された四字熟語の2文字分を選択し、ひらがなを漢字に直して四字熟語を完成させる問題。
    • 問2は、与えられた意味に適合する四字熟語を左の四角の中から選択し、傍線部の箇所の漢字の読みを答える問題。
    • 四字熟語の読み書きに加えて意味も理解する必要がある。
  • 熟字訓・当て字【10問✕1点】
    • 熟字訓や当て字の読みを答える問題。
    • ※熟字訓:2文字以上の漢字で構成される熟語に、単語単位で訓読みを当てた読み方。
    • ※当て字:漢字の意味に関係なく、音・訓を当てはめた語。
  • 熟語の読み・一字訓読み【10問✕1点】
    • 与えられてた熟語の読みと、その語義にふさわしい一字訓読みを答える問題。
    • 当該漢字の音読みと訓読みを理解する必要がある。
  • 対義語・類義語【10問✕2点】
    • 与えられている熟語の対義語・類義語に相当する、左の四角の中のひらがなで示された熟語を選択し、漢字に直す問題。
    • 対義語が5問、類義語が5問で構成されている。
  • 故事・諺【10問✕2点】
    • 故事・諺の中のカタカナを漢字に直す問題。
  • 文章題【10問✕2点+10問✕1点】
    • 明治・大正・昭和期などの著名な作家の文芸作品などの一部を題材に、文章中の漢字の読み書きを答える問題。
    • 読みが10問、書き取りが10問で構成されている。

以上200点満点でで構成されている。

合否基準

80%程度

試験時間

60分

検定料

6000円

受験資格

特になし

試験会場

公開会場のみ

全国47都道府県の主要都市約150箇所に設けられている。